「世界夜景遺産」に認定登録されるためには、「優れた普遍的価値を有する夜景」でなければなりません。当委員会では登録について、以下10の基準を設けており、3つ以上の項目において証明できること、またそれらに完全な真実性が満たされなければなりません。
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景観として自然や都市を表現する特有の価値を抱き、稀有な夜間景観であること
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夜景の景観的特徴がオリジナリティに溢れ、価値が高い夜景であること
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所在する国や都市の地形的特徴を活かした景観設計に影響を与えていること
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所在する国や都市の特徴が表れ、未来の文化発展に影響を与える夜景であること
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歴史上、明かりや光の文化発展において、顕著な見本として影響を与えていること
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複数の国や都市間の交流に大きな影響を与えた夜間景観、文化的イベントであること
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所在する国や都市の観光対象として、他国から大きな興味を抱かれる存在であること
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現存する対象であり、不可逆的にその存続を脅かさず顕著な見本であること
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夜景地および夜景鑑賞地として、他国の優れた見本になること
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夜景鑑賞地としての整備状況、利便性等に優れた環境であること